スウェーデン の新生児集中治療室

スウェーデン の新生児室について書きたいと思います。

 

いわゆるnicuとよばれる新生児集中治療室。

日本は大部屋にたくさんの赤ちゃんがそれぞれ保育器に入って寝ています。

でもスウェーデン の新生児室は集中治療の部屋は2人部屋で、集中治療いがいは部屋に親御さんのベッドがあって結構2人分ベッドがあることが多いです。

これはスウェーデン ではお父さんも育児休暇を取らないとお母さんの育児休暇の権利がなくなることもあり、お父さんたちも休暇を取るからです!

お父さんも育児をするのが当たり前なのです!!

診察の時もお母さんじゃなくてお父さんがお世話してる家族は多く、産後の辛いお母さんのことも考えてあってとってもいいなと思いました(^^)

スウェーデン では看護師さんがお世話をするのではなくて、基本両親がします。

集中治療室には各部屋に看護師さん、看護助手さんが一人ずついらっしゃって、お母さんやお父さんのお世話を手伝います。そのため各部屋に親御さん用のふかふかの椅子があります。

 

また日本の大学病院ではお子さんの面会は成人の患者さんであってもダメなところが多いと思いますが、ここは風邪をひいていなければいいんだそうです!

 

いろいろ違いがたくさんあります😳

 

そして医学的なことでは日本のnicuではトリソミーのこたちがいましたが、こちらには一人もいませんでした。

中絶をするそうです…ここも価値観の違いなんでしょうね。

 

久々ブログ イースター編

かなり時間が経ってしまいましたね…!

まぁ見てる人がいない自己満ブログなのでいいんですけどね笑

貯めてたことを一気に書いていきたいと思います!

 

まずはイースターについて!

スウェーデン ではポスクと呼びます!

Happy Easterはglad påskです!スペルが違うかも笑

スウェーデン でもお祝いするので街中がカラフルになってました!f:id:SwedenRyugaku:20190504190538j:image

遠くからとったからわかりにくい…

このイースター金曜と月曜が休みになって4連休です!

 

ということでオランダとベルギーに行ってきました!

まずはオランダ

…ホテル高すぎる…

物価が高くて、とくにホテルは高いので有名みたいです。

そしてアンネの家に行くにはかなり前から予約するか当日の朝予約するのがいいですが、当日はかなり前からスタンバイにしないとネットでかなりの行列でした。

 

あとはカナルクルーズ!

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が、途中で飽きました笑

夜だったので夜景が綺麗でした!

 

あとはチューリップを見にキューエンホッフ 公園にいって、風車を見にキンデルダイク にいきました。

でもキューエンホッフ は人が多すぎてチューリップと同じくらい人がいるんじゃ…って感じでした笑

公園に入らず周囲のチューリップ畑をみるよもいいと思います!おかねかからないし笑

 

キンデルダイク は最高でしたね。

行くの大変でしたがぜひいってみてください!

私たちはロッテルダム に前泊していきました!

 

 

そしてバスで移動してブリュッセルへ〜

ブリュッセルは治安が悪いところがあると聞いてましたが、バスが到着した北駅…

これはやばい笑

建物に入るというやばそうな見た目の人がズラーっと横並びで並んでます(>_<)

しかも前を歩いていた女の子を一人の人がつけてて…怖すぎる…

私たちは3人だったので何もなかったですが、一人の友達は絡まれたりしたみたいです⚠️

 

ブリュッセルでは小便小僧!

これがまた…しょぼい…

想像以上の小ささでした笑

世界三代がっかりのもういっこの人魚像のほうが全然よかった!

ブリュッセルではビールとチョコ、ワッフルを食べるのをお勧めします。

とくにフルーツテイストのビールはめちゃくちゃ美味しいです!

 

そんなこんなで充実した旅行でした!

次は実習について書こうと思います!

スウェーデン での留学

スウェーデ 人は非英語圏で最も英語をうまく話す人種ってみなさん知ってましたか?

こっちにきて誰も彼も話せることにびっくりします!

そしてそんなにうまくない人も英語で話しかけてくれます。有り難い…

小1から英語の授業があり、映画やドラマは字幕はスウェーデン 語で、吹き替えがないそうです。だからみんな英語に慣れてるんだそう!

学生の街なのでたくさんの留学生がいますが正直スウェーデン人じゃなくなると英語のクセが強くて聞き取れないことも…

そして私も発音が悪いので聞き取ってもらえないことも…

そうするとスウェーデン 人が助けてくれます!笑

それくらい英語に長けてます。本当にすごい。

 

なので逆におんなじ第二言語なのに…って思って申し訳なさを感じることも多くて、カンファも小さいのだとみんな英語でやってくれるし、なのに発言できないし…って英語圏とはまた違うプレッシャーを感じました。

短期でいった英語圏ではまぁ周りはネイティブ…みたいな甘えがあったんですね私は笑

 

でも慣れてくるとスウェーデン 人の英語はかなりネイティブに近い発音で癖が全くなくて聞きやすいし、スピードはネイティブよりややゆっくりなので、あーこういう言い回しすればいいのかとか聞き取って真似できるので自分のレベルにはあってるのかなと思いました。

 

なので今ではスウェーデン でよかったのかもと思ってます!

 

そしてスウェーデン 語も少しずつ勉強してます!

Jag studerar svenska!

Jag är japanska läkare student 

とかね!笑

Hej då!

二つの涙

実習でのお話

これから話す患者さんはお二人ともがんの患者さんです。

 

まず一人目はもう治療法がないという女性の方でした。

彼女は70歳代くらい方で旦那さんと一緒に病院いらっしゃいました。

 

診察前に先生から患者さんがいらっしゃる前、旦那さんがいつもメモを取っていて、とても静かな方だと伺いました。

診察は全てスウェーデン 語で、何を言ってるかわかりませんでしたが、なんとなく先生がもう治療法はないと言ったのがわかりました。

 

そしてお二人は手を握りあい、見つめあって、旦那さんが涙を流しました。

手にはボロボロになったノートがありました。

 

これが旦那さんが今までの診察で初めて感情を出した時だそうです。

 

もちろん辛いのは患者さんだと思いますが、同時に愛する人を失う辛さに直面するご家族の辛さも感じました…

ボロボロのノートから伝わる奥さんへの愛情、それまで無表情だった旦那さんの顔が急に赤くなったとき、どれもとても辛くなるものでした…

 

次の患者さんは30歳くらいの方でした。

こちらもご夫婦で来院。

治療が成功しあとは地元の病院で経過観察だよと言われた瞬間、二人で手を取り合い涙を流してました。

同じ日にまた二つの涙。

全く意味の違うものでした。

 

正直始めのご夫婦の時はとても辛くて、悲しくなりました。

ですが同じ日にいいお知らせをできる患者さんもいてこういうのが支えになっていくのかなと思いました。

 

ストックホルム

今日は先週の土日に行ったストックホルムについて書きたいと思います。

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まずはみんな行くであろう市庁舎

これは英語かスウェーデン 語のツアーに参加しないと中には入れません。

ツアーは1時間ごとにやってますが私はめちゃくちゃギリギリに行きましたが参加できたのでそんなに前もって買っておく必要もなさそうです。

よくネットに塔に登れると書いてありますがそれは夏の間だけです!

私が行った時は閉鎖されてました(T ^ T)

ブルホールはすごく小さくてここにあんなに人はいるの…?と思う感じで、やっぱり一人一人幅の制限があるそうです笑

そしてここに入る階段は女性がピンヒールでも転ばないように設計されているそうなのでヒールで体感してみると面白いかもしれません!

 

2枚目は視聴者の中のお部屋の一つでここで結婚式をあげるのが人気なのですが人気すぎて長いバージョンが3分、短いのが30秒っていう…

その中で誓いの言葉とかやるらしいです!

実際結婚式の後の人が歩いてましたねー

 

三枚目は会議室の天井です。

モチーフが綺麗ですね〜

 

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お次はガラムスタン

なんと!

一番有名なところが工事中でした…

とほほ

それでも他の街並みも可愛かったです。

これはスウェーデン 人によるとハンザ同盟で栄えた時期のものらしいので同じくハンザ同盟で栄えたゴットランド島も同じような建物だそうです!

だからともに魔女の宅急便のモデルって言われてるんですね!

 

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次はストックホルムの地下鉄の駅です!

世界で一番長い美術館なんて言われるほどいろんな駅がアートみたいになってます!

私は中央駅しか行かなかったですが、ぜひ全部見てみてください!

 

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そして最後はvasa museum

ここは日本ではそんなに有名じゃないですが、スウェーデン 人にオススメされていってきました。

現地の人が勧めるだけあってすごかったです!

vasa 号は世界で残存する唯一の17世紀の船舶で、ストックホルムを出航が直ぐに沈没しました。

最初は沈没した船って言われてそんなに心踊らなかったんですが、みてみたら、え!なんでこんなにほとんど残ってるの!?って思うくらい完全に保管されていてすごかったです。

感動しました。

なのでガイドブックには載ってないかもそれないですが、ぜひいってみてください!!

 

スウェーデンと日本の共通点

まだまだこっちに来て2週間しか経ってないですが、なんとなーく私が感じたスウェーデン と日本の共通点について話したいと思います。

 

まず、アメリカに留学している友達からそっちの宗教ってどうなの?って聞かれて、気になって聞いてみたらスウェーデン無宗教の人が多いのだとか!

たくさん教会はありはするものの…

日本以外で無宗教って珍しいのに!

これは意外な共通点でした!f:id:SwedenRyugaku:20190407025612j:image

 

またこれはなんとなくなんですがスウェーデン の人は結構きちんとしてる気がします。

バスとかも私がいるルンドは結構時間通りで、バスのせいで遅刻した!なんてことはありません。

海外である時間にルーズすぎて!なんてことはなく今の所スウェーデン で待ち合わせに遅刻してくる人はいません。

ただ私がバスを間違えて遅刻しました笑

 

今の所気づいた共通点はこれくらいですが、逆に日本と違うところもたくさんあったので次はそれについて書こうと思います!

スウェーデン での実習

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こっちにきてやっと1週間が経ちました。

毎日落ち込んだり元気になったりとの繰り返し笑

全てが順調というわけではないけど順調じゃないことも自分の力になってるなと思います!

というか思おうと思ってます笑

 

 

それではタイトル通りスウェーデン での医学実習について…

写真のところで実施してます!

朝の集合は8時でした。他の科を回っているこは7:30で、先輩たちも8時だったのでそれくらいが普通なんじゃないでしょうか。終わりはその日次第で午前終わりになる日もあれば17時くらいまでやることもできます。でも先生に退屈だろうから帰ってもいいし見ててもいいよって言われて、私が残りますって言ってるのでそこで帰りますって言えば早く帰れると思います笑

実習は毎日担当の先生について回る感じでやる内容によっては患者さんの身体診察もさせてもらえます。

先生が事前にどんな患者さんが教えてくれて診察で見るポイントは何か言ってくれるけど、それでも心音や呼吸音で自分が思った所見を述べたら正常だったなんてことはしょっちゅう笑

もっと練習しないとですね。

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今回っている腫瘍内科ではこんなお昼を食べるスペースが!

一つの科でこんな広くてステキな休憩スペースがあるのはほんとに羨ましい!

 

そしてこっちでびっくりしたのは外来や回診ではカルテは録音で、事務の方が文字を起こしをしてくれるとのこと。

緊急で24時間以内に伝えたいことは自分で書き込むそうです。

でも放射線の計画で回すカルテは手書きという進んでるのかなんなのか笑

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これがマイク

 

 

他には4年生とのケースディスカッションもありました。ただこれみんな英語もできるし、知識もすごい!って心が折れそうだったけど蓋を開けたらみんなは課題を事前にもらってて予習してたらしい笑

そんなのチートだよ!笑

スウェーデン語だったので私はもらわなかったのかな?笑

 

きてみてやっぱりもっといろんな勉強しとけばよかったと思うけれどそれも乾いたスポンジみたいにいろんなことを吸収しようと思います!

 

来てからは友達ができないとかこれができなかったとかくよくよすることが何回かあってその度に日本の友達や先輩たちにアドバイスをもらって、それを実践していってます!

友達もメンターの子にあってグループに入れてもらって、いろんなイベントを紹介してもらいました!

 

 

きっと長期だったり国によってはすごく大変な留学があると思うけれどそんな時に参考になったり、アドバイスできたらいいなと思います(^^)